包茎には種類があることをご存知ですか?主な4種類について解説!

包茎 ほうけい

男性にとって包茎であることは、よくある悩みの一つです。

包茎には複数の種類があることをご存知でしょうか。

包茎の種類によって、特徴や対策の必要性などは異なります。

包茎であることを悩んでいる男性は、まず自分がどの種類の包茎なのかを把握することが大切です。

そこで今回は、主な種類として4つの包茎について説明します。

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4つの包茎の種類

勃起時には露出する仮性包茎(かせいほうけい)

仮性包茎(かせいほうけい)

仮性包茎とは普段は亀頭が包皮に覆われているけど、勃起時には露出する包茎です。

仮性包茎は珍しくなく、日本人男性の6割ほどが該当するといわれています。

勃起すると亀頭が完全に露出するケースや勃起してもあまり露出しないケースがあるなど、仮性包茎は個人差が大きいです。

勃起時に自然に露出しなくても、手を使えば露出させることができるため、日常生活や性交渉において問題がないことも多いです。

毎日包皮を剥いてきれいに陰茎を洗っているなら、衛生的にも特に支障はないと考えて良いでしょう。

そのため他の包茎と比較すると対策の必要性は低いといえます。

ただし仮性包茎であることが、コンプレックスになっているケースもよく見られます。

女性との恋愛や友人との旅行に行けないなど、精神的に辛い思いをすることが多いのであれば、改善に取り組むことを検討しましょう。

常に包皮に覆われている真性包茎(しんせいほうけい)

真性包茎(しんせいほうけい)

普段だけでなく、勃起時も亀頭が包皮に包まれた状態の包茎を真性包茎といいます。

亀頭が包皮から露出しない理由は、1つではありません。

たとえば包皮の開口部が狭かったり、包皮が亀頭に癒着していたりすることなどが挙げられます。

このような理由があるので、手を使っても剥けないことが仮性包茎と大きく異なるポイントです。

また、その特徴により仮性包茎にはないリスクも存在します。

亀頭をうまく洗えないので、垢や精液などが溜まってしまい、不衛生になりがちです。

雑菌が繁殖して悪臭を放つことや、性病の原因になることなどがあります。

陰茎の発育が阻害されて、短小な状態のままになってしまうケースも見られます。

以上のような恐れがあるので、真性包茎の場合は対策を講じた方が良いでしょう。

包皮に締め付けられる嵌頓包茎(かんとんほうけい)

嵌頓包茎(かんとんほうけい)

嵌頓包茎は、包皮の狭い開口部による締め付けが弊害となっている包茎です。

たとえば勃起して亀頭が露出したときに、包皮の開口部でくびれが締め付けられるケースがあります。

また勃起が収まったときに、包皮の開口部が狭くて亀頭を収納できないケースも嵌頓包茎です。

亀頭のくびれが強く締め付けられたまま戻らなくなってしまうと危険です。

陰茎内のリンパの流れが滞り、亀頭が鬱血してしまう可能性があります。

力づくで戻そうとすると、包皮が裂けてしまうかもしれません。

それらの状態になった場合は、緊急の手術や治療を受ける必要があるでしょう。

そのような事態を引き起こさないためにも、嵌頓包茎の場合はなるべく早く対策をしておいた方が良いです。

腹肉で陰茎が隠れる埋没包茎(まいぼつほうけい)

埋没包茎は、たるんだ腹肉に陰茎の大部分が埋もれた状態の包茎です。

そのため肥満体型の人がなりやすいと考えられます。

陰茎が隠れてしまうため、本来の長さより短く見えることが特徴です。

陰茎自体には原因がないので、他の包茎とは根本的に異なります。

だからといって問題がないというわけではありません。

勃起しても腹肉が邪魔になって、陰茎の大部分が埋もれたままです。

そのため性交渉において支障が生じてしまうことがあります。

短く見えることがコンプレックスになることもあるでしょう。

対策をする場合は、ダイエットや脂肪吸引を検討する必要があるなど、他の包茎の対策とは異なる点が多いです。

また埋没包茎だけでなく、亀頭が包皮で覆われているなど他の包茎にも該当するケースも見られます。

種類を正しく判断することが大切!

包茎には複数の種類があり、それぞれ今回紹介したような特徴があります。

しかしそれを知っても、自分の包茎はどの種類なのかよく分からないという人もいるでしょう。

間違った判断をして対策をすると危険なので、分からない場合は医師に診てもらうのがおすすめです。

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